[a-o]形式は1手をASCII文字2つの2バイトで表現する形式です。
15路版の左上の座標を[math](1, 1)[/math]とした座標[math](x, y)[/math]の1〜15をアルファベットa〜oに対応づけて表現します。また、Passについてはppで表現します。例えば天元[math](8, 8)[/math]はhhになり座標[math](8, 9)[/math]はhiになり以下の棋譜
を[a-o]形式で表現するとhhhghjifijigggghjeiiihgjkfになります。
また分岐がある場合は分岐を()でくくって表現します。例えばhhhghjの後に
- 分岐1: ifij
- 分岐2: igii
がある場合はhhhghj(ifij)(igii)とします。
メリットとしては
- 人間にもコンピュータにも取り扱いやすい
- ASCIIテキスト形式なのでクリップボード経由やメール経由で棋譜を共有できる
が挙げられます。実際、REAL Coreのテストプログラムではテストする盤面を[a-o]形式で記述してソースコードにテストデータを埋め込んでいます。
逆にデメリットとしては
- 5手目での黒番/白番の選択が記述できない
がありますがプログラム開発上は今の所大きな問題になっていないので[a-o]形式を利用しています。