POS形式(拡張子: pos)は以前使われていた棋譜形式ですが、最近はほとんど使われなくなっています。
フォーマットはシンプルで
- 1バイト目: 手数
- [math](n+1)[/math]バイト目: [math]n[/math]手目の位置
と[math]n[/math]手の棋譜を[math]n+1[/math]バイトで表現する形式になっています。なお、15路盤の左上を原点[math](0, 0)[/math]とした座標[math](x,y)[/math]の位置[math]p[/math]は[math]p = 15 * y + x[/math]と定義されています。
必要最小限のデータ量で棋譜を表現できるメリットがある一方で
- 複数の棋譜を1つのファイルで扱えない
- 5手目での2題以上の提示や黒番/白番の選択を表現できない
- Passを表現できない
- バイナリ形式のため人間が理解しずらい
といったデメリットもあり最近は見かけることはほとんどなくなりました。