棋譜データベースを活用するためにRenju SGF ParserのVersion 1.0をリリースしました。
SGFファイルとして
- ORC Game Centerで公開されていた棋譜
- Renjubaseでエクスポートした棋譜
で動作確認をしています。
使い方はGitHubからcloneをとってきて、Boostが入っているLinux/Mac上で
$ ./build.sh
とするとbuild/renju_sgf_parserが作られます。
あとは
$ ./build/renju_sgf_parser --file (SGFファイル)
とするとSGFファイルを解析して
- 対局日
- 大会名
- 対局者名
- 対局者のランク
- 開局規定
- 終局状態
- 対局結果
をCSV形式で出力します。
解析する際に次の形式的なチェックを行っています。
- 着手が黒白交互に行われているか
- 着手先が15路盤内かどうか
- 着手先が空点かどうか
逆に言うと勝ち判定や禁手判定は行っていないので別途行う必要があります。
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